ROBOPROの手数料1%(税込1.1%)は高い?安い?

2021
9
25
12:00
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この記事のポイント

ROBOPROの手数料1%(税込1.1%)について詳しく解説した記事です。

ROBOPROがおこなう定期的な投資配分の変更

ROBOPROの大きな特徴の一つが、「保有する投資配分の定期的な変更」です。

これはROBOPROが40種類以上の指標を分析し、マーケットの将来を予測した後「適切と考えられる資産の配分」をおこなって、より高いパフォーマンスを目指していくためです。

たとえば、今後株が上がりそうという予測をした場合であれば、株の保有比率を上げたり、逆に下がると予測すれば、株の保有比率を下げたりします。この投資配分の変更は基本的に毎月1回おこなわれます。

投資配分を変更するということは、減らしたい資産を売却し、増やしたい資産を買い入れることが必要になり、この売買には取引手数料が発生します。

ですがROBOPROの場合、投資配分の変更で発生する売買コスト(取引手数料)は、FOLIOが負担しており、お客様のその都度の負担はありません。

ROBOPROでは、運用手数料(運用報酬料)として、お預り資産の年率1%(税込1.1%※1)を、毎月末にお客様のお預かり資産から差し引く形でご負担頂いていますので、投資配分の変更時に別途取引手数料をお支払いいただく必要はありません(マイページの「取引履歴」にその月の運用報酬料額が記載されています)。

運用報酬料の算出方法および徴収方法につきましては、営業日や1円未満の額の取り扱いなどの関係で、より細かい算出方法で計算しております。詳しくはFOLIO ROBOPRO投資一任契約に関する契約締結前交付書面をご参照ください。

※1 運用額が3,000万円を超える部分に関しては、年率0.5%(税込0.55%)の割引料率が適用されます。

自分で運用するとどうなるか? 〜取引手数料について〜

定期的に投資配分を変更させて、好パフォーマンスを目指していくのがROBOPROの特徴ですが、この定期的な投資配分の変更をお客様ご自身で手動でおこなったと仮定した場合のシミュレーションと比較します。

ROBOPROがサービスを開始した2020年1月15日から2023年6月末までのROBOPROの投資配分変更の実績をもとに、同じ変更をお客様ご自身でオンライン証券にて海外ETFを売買しておこなったと仮定した場合の取引手数料は年間約2.1%(税込・平均値より換算)となります。※2

その一方で、ROBOPROの運用報酬料は年率1%(税込.1.1%)ですので、手動で投資配分の変更をおこなうよりも割安だったと言えます。

また以上の計算は投資配分の変更時の取引手数料だけを試算したもので、手動で運用する場合は、通常の場合当初の資産購入時にも取引手数料が発生します。

ROBOPROでは運用を始める時には取引手数料をいただいていないので、この分がさらに割安になります。

※2 最適ポートフォリオとの乖離が無いと仮定して計算しています。
取引手数料は0.45%、VTIとIYRのみ購入時手数料を0.0%として計算しています。
取引手数料は、買付・売付の都度0.45%(税込0.495%)、ただしVTIとIYRの買付時は無料として計算しています。
分配金はリバランス時に再投資すると仮定しています。
取引手数料はパフォーマンスから減算しておき、翌月のリバランス時の時価評価額に反映しています。
分配金はリバランス時に再投資すると仮定しています。
譲渡益税は考慮しないものとします。

自分で運用するとどうなるか?〜発生する手間について〜

手数料の他に、ROBOPROを使って自動で運用した場合と、お客様ご自身で手動で運用した場合の手間の違いについて比較します。

左の緑のステップがROBOPRO運用した場合、右の青のステップが手動で運用した場合の手間です。

口座開設や入金のステップはどちらも共通していますが、ROBOPROの場合は入金して運用をスタートすれば、その後はROBOPROが自動で運用するので、基本的に何もする必要はありません。

一方、右側の手動でROBOPROと同じような資産運用をおこなおうとすると、投資の方法を決めたり、銘柄のリサーチと選定、買付発注……など、数々の段取りを踏まなくてはいけません。

しかもROBOPROと同じように定期的な投資配分の変更をおこなう場合は、定期的にいくつかのステップを踏まないといけません。さらに、人間が適切なタイミングと資産配分を計算して投資をおこなうのは容易ではありません。

このように、「運用コスト(取引手数料)」と「運用における手間」を考慮に入れると、ROBOPROで長期的な資産運用をおこなうのはメリットがある、と言えるのではないでしょうか。

投資配分を変更せずに運用したらどうなるか?

ROBOPROで運用した方が、手動で運用した場合と比較してコストの面と手間の面で比較的メリットがあることがわかりました。

しかし手間とコストを踏まえ、最初を買った資産をそのまま全く動かさず運用すればいいのでは?とお考えになるかもしれません。

ここで、2020年1月15日のサービス開始時から2023年6月30日までの期間で、投資配分の変更をおこなったROBOPRO(深緑線)と、2020年1月15日にROBOPROと同じポートフォリオでスタートして期間中そのまま保有した「投資配分の変更なし」で運用した場合(薄緑線)の資産評価額の変動率を比較してみましょう。

・本グラフの運用条件
1)「投資配分の変更なし」の運用条件について2020年1月15日におけるROBOPROと同じポートフォリオを購入して、そのまま2023年6月30日まで売買しないで保有したと仮定した場合のパフォーマンスです。
初期投資時の取引手数料は考慮しておらず、運用手数料も徴収していないと仮定しています。
分配金は再投資せず、現金のまま時価評価額に加算して計算しています。
分配金にかかる税金は考慮していません。
2)AI投資 ROBOPRO運用実績についてサービス開始当初(2020年1月15日)から2023年6月30日まで、ROBOPROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、投資配分の変更は最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、投資配分の変更により再投資したと仮定して計算しています。分配金や投資配分変更時の譲渡益にかかる税金は考慮していません。数値は少数第3位以下を切り捨てています。数値は過去の実績であり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※小数点以下第3位を切り捨てて表示している箇所があるため、小数点以下第2位の数値が必ずしも一致しない場合があります。

このグラフからもわかるように、期間中一切投資配分を変更しない場合と、期間中に投資配分の変更をおこなったROBOPROと比較して、約17.93%の差が生まれました。

投資配分を変更せず長い時間放置していると、最初は適切だと思われた資産配分から時間が経過するとともに乖離し、長い目で見るとパフォーマンスの差が大きく広がったと推測されます。

ROBOPROを使って投資配分を変更しながら長期運用を

長期を見据えた資産運用をおこなう上では、適切と考えられるタイミングでの投資配分の組み換えが大切であると考えます。これを使った運用とそうでない運用では、将来的に非常に大きな差を生む可能性があります。

マーケットを見ながら定期的に投資配分の変更を自動でおこなえるROBOPROの運用報酬料年率1%(税込1.1%)には、その投資配分の変更にかかる費用も含まれていますので、トータルで考え運用報酬料は必要経費と捉え、長期的な視点での資産形成を心がけてください。

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