追加投資するなら今! ROBOPROの追加投資、タイミングを考えなくていい理由とは?

2025
5
27
11:00
Points of Column

この記事のポイント

・ROBOPROは過去の下落局面を乗り越えながら、右肩上がりで上昇してきた

・ROBOPROは市場環境にあわせて分散投資をおこなうことで、大きく下落した頻度は少なかった

・タイミングに固執せず、資金に余裕が出てきた時に追加投資を

目次

ROBOPROは、AI(人工知能)を活用し相場を先読みしながら、投資対象としている8つの資産の比率を機動的に変更し好パフォーマンスを目指す金融サービスです。

セミナーなどで
「まとまった資金が入ったので、追加でROBOPROに投資したいのですが、どのタイミングで追加投資するのがベストですか?」
といったご質問をよくいただきます。

そこで今回は、どのような状況下が「追加投資」のベストなタイミングなのかを、FOLIO金融戦略部の井上輝彦が解説します。

井上 輝彦(いのうえ てるひこ)株式会社FOLIO 金融戦略部 シニア・アドバイザー。1980年代から、アナリスト・ファンドマネジャーとして年金資金や投資信託の運用に従事。 2006年から大手資産運用会社にて株式運用部長を務める。 現職では、ROBOPROの運用分析やお客様向けの解説等を担当。

ROBOPROが「下落相場に強い」は本当なのか?

司会:
井上さん、今回もよろしくお願いします。

さて今回は、すでにROBOPROを運用されていて、たとえば「ボーナスなどで入ったまとまった資金を使ってROBOPROに追加投資をしたい」と考えた時に、どのタイミングが最適なのか悩んでいる方が結構多くいらっしゃいまして、そんな方々のために追加投資のコツや考え方などを教えていただけませんでしょうか?

井上:
はい、こちらこそよろしくお願いします。まず単刀直入に申し上げますと、「これがベストのタイミングです」ということを申し上げる事はなかなか難しいです。
ただ、過去のROBOPROのパフォーマンスを探ることで、追加投資に関するタイミングについて示唆が得られるかもしれないので、まずここから見ていきましょう。

司会:
よろしくお願いします。

井上:
まず今回見ていただきたいグラフは以下です。
こちらは、ROBOPROがサービスをリリースした2020年1月15日に10,000円で運用を開始して、そこから2025年4月30日までどう推移していったのかを表したもの(深緑線)です。計算の都合上、税金の考慮はしていない点にはご注意いただければと思います。

※本グラフは、ROBOPROのサービスリリース日(2020年1月15日)に10,000円運用開始したと仮定して計算したものです。また、本グラフは、将来の傾向や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

司会:
なるほど、上下しながらも約5年3か月で20,234円、つまり価額が約2倍に上昇しているということはわかるのですが、他の線はどのような意味を表しているのでしょうか?

井上:
まず水色の点線に注目してみましょう。これはROBOPROが新高値を更新してからどのぐらいの期間で新しく新高値を更新しているかを示した線です。
一番わかりやすいグラフの中の赤い矢印の期間を使って説明します。これは2022年9月12日から2023年5月25日の期間なのですが、この約8か月間ではROBOPROの価額は新高値を更新せずそれを下回る水準で推移していて、2023年5月26日に再び新高値を更新しました。

司会:
なるほど、下にある灰色のグラフは何を表しているのでしょうか?

井上:
これは直近で高値をつけた後に、どの程度下落しているのかを示したもので、オレンジ色が下落率5%のラインで、紫色が下落率8%のラインです。つまり、先程の赤い矢印の期間で見てみると、高値をつけてから5%の下落で収まっている期間もある一方で、5%の下落を超えて8%以上下落をする局面がありながらも、最終的に再び新高値を更新しています。

司会:
なるほど、ROBOPROは下落局面を挟みながら、新高値を更新し続けていたということですね。

井上:
このように、約5年3か月の間に、新高値を更新して次の新高値を更新するまで様々な下落局面を迎えながら、全体としては右肩上がりで上昇してきました。

そして次に検証するのは、ROBOPROは一体過去に何回ぐらい高値を更新して、どの程度の下落をどのぐらい経験したのか、そこを分析したいと思います。

ROBOPROは過去に165回も高値を更新、では下落率は?

司会:
どうやって検証するのでしょうか?

井上:
はい、新高値を更新してから、ROBOPROはどういう動きをしているのかを、営業日ごとに計算して集計したのが以下の表です。先程のグラフと関連付けると、灰色の棒グラフが示している下落率をレンジごとに何本あるか集計したものです。

ROBOPROは2020年1月15日から2025年4月30日までの間で計算すると、営業日が合計1,249日ありました。
そしてその間に、新高値を更新した日が165日ありました。そして新高値をつけた後の調整(下落)が3%以内に収まったのが630日、調整が3%から5%に収まったのが236日、5%から8%に収まったのが152日……というように読みます。

※直近高値からの下落率は、 ROBOPROのサービスリリース日(2020年1月15日)~2025年4月30日における当該時点より過去の時点における価額の新高値からの下落率を表しています。また、本グラフは、将来の傾向や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

司会:
ここから何が言えるのでしょうか?

井上:
まず注目していただきたいのが、新高値をつけてから3%以内の調整が630日と全体の約半分を占めているということです。そして5%以内に収まったものを含めると866日ですから、全体で見ると約69%がこの調整幅に抑えられています。
つまりこれを見ると、ROBOPROというのは市場環境にあわせて上手に分散投資をしていることもあって、高値から大きく下落して調整をする頻度はとても少ない、ということが言えます。

司会:
分散投資が下落を抑えられることに関係しているのですか?

井上:
たとえば株式だけ保有していると、この調整幅は大きくなりますが、ROBOPROは市場環境に応じて株式以外の金や債券などに分散する運用をおこなっていますから、大きく下落することは少なかった、という結果になっているのです。しかも期間中に、一般的に安全資産とされ比較的パフォーマンスの良かった金を長期的に保有し続けていますから、これも下落幅の抑制に貢献したと考えられます。

結局どこで追加投資するのがいいのか?

司会:
ROBOPROが上手く分散投資をおこなっていることが奏功して、下落幅が少ない局面が多いことはわかりました。しかし、投資に際しては、高い値段で買うよりも、より安い値段で買えたほうがより高いリターンが得られますよね。

井上:
確かにそうですし、おっしゃっていることはよくわかります。しかしその大きく下落するタイミングというのは、数値的に見るとどの程度の確率なのでしょうか?
下表を見てみましょう。まずオレンジ色の枠に注目して頂きたいのですが、これは直近の高値からの下落幅が5%超の下落となった営業日数およびその比率です。日数で計算すると延べ218日で比率は全体の約17.4%を占めます。これが直近の高値からの下落幅が8%超となった営業日数および比率を見ると日数は66日で、比率は全体のわずか約5.2%にしかすぎません。

※直近高値からの下落率は、 ROBOPROのサービスリリース日(2020年1月15日)~2025年4月30日における当該時点より過去の時点における価額の新高値からの下落率を表しています。
下落率の分布において、比率は小数第2位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を合算しても100%にならず誤差が生じる場合があります。
また、本グラフは、将来の傾向や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

司会:
つまり、「もっと下がるタイミングを見極めよう」としても、下落幅が5%以上となるのが全体の約17%、8%以上となるのはわずか約5%なんですね。これは下落幅が5%未満に収まる頻度と比べてもだいぶ低い比率ですね。

井上:
まさにおっしゃるとおりで、ROBOPROにおいては、AIによる分散投資の効果で、「もっと下がったら追加投資をしよう」「まだまだ下がるはずだから追加投資は控えよう」という心積もりでいると、追加投資の機会を逃してしまう可能性が高いということなのです。

そのため、あまりタイミングに固執することなく、資金に余裕が出てきたときに追加投資をしていただけると幸いです。

ROBOPROのお申し込みはこちらから

FOLIO証券総合口座をお持ちでない方はこちら
最短5分
口座開設を申し込む
arrow_forward
FOLIO証券総合口座をお持ちの方はこちら
ROBOPROを購入
arrow_forward

本資料について

  • 投資環境に関する過去の事実等の情報提供並びに、発行時点での投資環境およびその見通しに関する当社の見解のご紹介のために株式会社FOLIOが作成した資料です。
  • AIによる将来予測や過去の運用実績は、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
  • 信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

データについて

データについてはこちらをご覧ください。

あわせて読みたい記事