運用開始直後にマイナスリターンに!売却すべき?〜ROBOPROユーザーのデータから見えてきたこと〜

2025
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17:00
Points of Column

この記事のポイント

・運用スタート後すぐにマイナスリターンが続くと、不安になって売却をしてしまうユーザーが一定数いる。

・しかし途中で売却をせず、運用を長く続けば続けるほどリターンが高くなる傾向に。

・相場の先を読み資産比率を変更しながら運用するROBOPROを活用し、短期的な相場の変動のことは気にせず長期的な運用を。

目次

ROBOPROは、AI(人工知能)を活用し相場を先読みしながら、投資対象としている8つの資産の比率をダイナミックに変更し好パフォーマンスを目指す金融サービスです。

本サービスは様々なユーザーの皆様にご利用いただいているのですが、特にROBOPROのご利用を始めたばかりのユーザーの方から、

「評価損益がマイナスになっているのですが、本当にこのまま続けていいのでしょうか?」

と心配の声をお聞きします。

そこで本記事では、実際にすでにROBOPROをご利用くださっているユーザーの皆様の運用データに基づいて、「運用途中での売却」と「運用期間の長さ」がパフォーマンスに与える影響について解説します。

運用を始めた直後は一時的な相場の影響を受けやすい

以下のグラフは、ROBOPROユーザーの皆様の運用データから作成したもので、「運用を継続している日数」と「リターン」の関係を表しています。

横軸は、ROBOPROを累計でどのくらいの日数保有しているのか(日数)を示しており、縦軸はリターン(%)を示しています。また緑の点が一度も売却をしていないユーザー、灰色の点は一度でも売却(部分売却を含む)をしたことがあるユーザーです。

※ 「リターン」はROBOPRO利用者の含み損益、実現損益、配当等収益額の合計から、運用報酬と税金徴収額を差し引いたものです。一度解約し、再度新規契約をした場合は、利用者ごとに各運用期間でのリターンと総拠出金額の加重平均値をリターンとして利用しています。
※ROBOPRO のサービス開始( 2020 年 1 月 15 日)から 2025 年 7 月 4 日までの間に 1 回以上新規購入を行った利用者の拠出額、保有日数、評価額、含み損益、実現損益、配当等収益額、運用報酬、税金徴収額のデータを集計。
「売却あり」:期間中に 1 回以上の全売却・部分売却を行った利用者。再購入を行った利用者も含まれる。
「売却なし」:全売却・部分売却を行わずに運用を継続している利用者。
※ 将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。

この図において、まず最初に注目していただきたいのが左下の赤枠の部分です。これは、ROBOPROで運用を開始してから約3か月(90日)以内に売却をしたユーザーのうちマイナスリターンとなった方の分布で、他と比べてもマイナスリターンになってしまっているユーザーが集まっています。

運用をはじめてから数か月という短期間では、どうしてもその期間の一時的な相場の上げ下げの影響を受けやすく、下落してしまった際に運用を続けてよいのか不安になり売却をした方が一定数いると考えられます。

特に短期間で売却した後すぐに相場が上昇に転じてしまうと、運用を再開するタイミングをつかめずにその後のリターンを逃してしまい、マイナスリターンのままとなってしまう場合も多くあります。
こちらの記事もご参考ください。

途中で売却せず、運用を続けるほどリターンが高くなる傾向に

そして次に注目していただきたいのが、同じグラフの緑の点と灰色の点です。これは「一度も売却をしないで保有し続けているユーザー(緑色)」と「売却をしたことがあるユーザー(灰色)」という2つのグループに分類されています。

そしてグラフ内で左から右に伸びている線はトレンド(傾向)を示しており、灰色の線が「売却あり」ユーザーのトレンドで、緑色の線が「売却なし」ユーザーのトレンドです。この「点」と「トレンド線」を見て言えることは大きくわけて2つあります。

まず1つ目は、トレンドの線がどちらも右肩上がりになっていて、保有期間が長ければ長いほど「売却なし」も「売却あり」もリターンが増えていく傾向にあるということです。

そして2つ目は、トレンドの線が「売却あり」よりも「売却なし」の方が上位置にある、つまり途中で売却しない方が高いリターンを得られているユーザーが多い傾向にあるということです。

緑色の点と灰色の点の分布を見ると、緑色の点の方が上部に散らばっているのが視覚的にもわかるので、「売却なし」の方が比較的リターンが高い傾向にあると言うことができるでしょう。

短期的な相場の変動には冷静に対応し、長期的な運用を心がける

ROBOPROは2020年1月15日にリリースして、2025年7月末時点で約132%のプラスリターンを出しています。以下のグラフはROBOPROリリース時に100万円投資をして、一度も売らずに運用を続けていた場合の推移で、約5年半で約232万円になっていたことを示しています(税金などは考慮に入れておりません)。

・当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
・計算は円建てで、サービス開始時に100万円投資した場合の損益を表示しています。
・運用報酬料(現金部分を除く、年率税込1.1%)及び間接的に負担いただいている各ETFの信託報酬等を控除して算出しています。
・分配金やリバランス時の譲渡益にかかる税金は考慮していません。
・ETFの分配金はリバランス時に再投資を実施したと仮定しています。
・「ROBOPRO」のサービス開始時期は2020年1月15日です。

この過去の実績を確認すると、約5年半の間にはたとえば2020年の「コロナ・ショック」や、2025年の「トランプ関税ショック」のような下落局面に遭遇したこともありました。そのような短期的な下落時には、慌てて資産運用を止めて売却してしまいたくなるかもしれません。しかし、ROBOPROはAI予測を活用して投資配分を機動的に変更することで、過去の下落局面を比較的上手く乗り越えてきており、結果としてリリースから約5年半で2.3倍という好パフォーマンスを実現できています。

今回ご紹介したROBOPROユーザーの運用データおよびROBOPROの5年間の実績の分析結果から学ぶべきことは、一度運用をはじめたらマーケットが短期的に下落しても狼狽せずに淡々と続けていく、これが将来のための長期的な資産運用にとってとても大切であるということです。

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  • 投資環境に関する過去の事実等の情報提供並びに、発行時点での投資環境およびその見通しに関する当社の見解のご紹介のために株式会社FOLIOが作成した資料です。
  • AIによる将来予測や過去の運用実績は、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
  • 信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

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