この記事のポイント
・金融商品取引法により、お客様の資産はFOLIO自身の資産と分けて管理(分別管理)することが義務付けられている。
・米国上場ETFは米国の証券預託機関で保管、お預かりしている現金は信託銀行へ信託し、FOLIOの資産とは分けて管理している。
・分別管理が守られているかについて、法令にもとづき定期的に独立した監査法人の監査を受けている。
目次
「FOLIOにもしものことがあった場合、運用中の資産やお金はどうなるのだろう」
ROBOPROを検討するにあたって、もしくは運用を続ける中で、ふとそう考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。大切な資産を預けるからこそ、預けた資産が安全に管理されるのか気になるのは自然なことだと思います。
この問いは、法律とルールで決まっている仕組みの話ですので、事実としてお答えできます。
本記事では、お預かりした資産がどこに置かれ、どう管理されているのかをご説明します。
なお、ここでお伝えするのは会社の破綻などからお客様の資産を守る仕組みについてであり、相場変動による損益とは別の話です。
お客様の資産は「分けて管理」ー法律で定められている分別管理
まず前提として、金融商品取引法では、金融商品取引業者等はお客様の資産と自己の資産を区別して管理することが義務付けられています。FOLIOもこのルールに従い、お客様の資産の分別管理を行っています。
では、お預かりした資産は実際にどこにあるのか、あわせてご紹介します。
- 米国上場ETF……米国の証券預託機関であるDTC(The Depository Trust Company)で保管されています。米国で株式などの保管や受渡しを担う機関です。
- お預かりしている現金……信託銀行に信託しています。
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もし破綻したら—資産は返還が原則
FOLIOはお客様からお預かりする有価証券や現金について、法令に従って分別管理を行っています。
この分別管理により、仮にFOLIOが破綻した場合でも、お預かりした資産はお客様に返還されます。これが原則です。資産がFOLIOのものと分けて管理されているため、会社の債務の返済に充てられることがない、という考え方によるものです。
そしてもう一点。分別管理が実際に守られているかどうかについて、FOLIOは金融商品取引法にもとづき、定期的に独立した監査法人の監査を受けています。自社が「行っています」と述べるだけでなく、外部の目が入る仕組みになっているということです。(こちらの「分別管理」の部分に記載しております)
なぜ全額が戻るのか—銀行預金との違い
似たような制度として、銀行預金の預金保険制度(ペイオフ)をご存知の方もいらっしゃるでしょう。この制度では、金融機関が破綻した場合に、元本1,000万円までとその利息が保護されることになっているため、FOLIOのような証券会社が破綻した場合も「1,000万円までしか戻らないのではないか」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。銀行預金の話と混ざりやすいところですので、順を追って整理します。
まず、ご説明している通り、証券会社の分別管理では、お客様の資産はその会社の資産とは分けて管理されています。だからこそ、全額の返還が原則になります。上限額という考え方がそもそも出てこないのです。
一方、銀行預金では、預けたお金を銀行が他の会社等に貸し付けて運用することで預金金利を支払う仕組みです。つまり、預金と銀行の資産は分けて管理されていません。性質が異なるため、預金保険という別の制度が用意されているのです。同じ「預ける」という言葉でも、仕組みが違うのです。
その上で、証券会社にも別の備えがあります。FOLIOは「日本投資者保護基金」に加入しており、これは次の2つの場合にお客様の損失を補償するものです。
- 寄託手続きなどの処理を行っている間に破綻が生じた場合
- 破綻した証券会社が顧客資産の流用など、分別保管のルールを遵守していなかった場合
つまり、分別管理という原則が何らかの理由で守られなかったときのための備えという位置付けです。この場合の補償はお客様1人あたり1,000万円が上限となっています。
なお、この基金は相場変動によって生じた投資の損失を補償するものではありません。運用の結果として資産が減ることについては、対象外となります。
おわりに
本記事でお伝えしたことは、2点に集約されます。
ひとつは、お客様の資産はFOLIOの資産とは分けて管理されていること。
もうひとつは、その状態が守られているかについて、独立した監査法人の監査を受けているということ。
長期的な資産形成では、市場の変動と向き合う時間がどうしても長くなります。そのときに、預けた資産が安全に管理されているかについての心配まで抱えずに済むよう、このような仕組みもご理解いただけると幸いです。
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