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ROBOPROは投資の対象となる資産を当社が最適と考える配分で運用することで、お客様の資産の成長を目指すサービスです。そのため、ご自身の口座で現在どの資産をどれくらい保有しているか、損益状況がどのようになっているかなどをログイン後の「マイページ」と呼ばれる画面で確認することができます。本コラムではマイページの見方や用語の意味についてわかりやすく解説していきます。
ROBOPROのマイページには何が書いてあるのか?①
以下がROBOPROで資産運用をおこなっている時に表示される運用画面です(こちらはiOSのサンプル画面です。AndroidおよびWEBでは一部表示が異なる場合があります)。
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以下のワードをクリックすると、それぞれの説明が表示されます。
お客様がROBOPROで実際に運用している資産の総額。
お客様が運用投資を始めてから現在までの累計の損益(利益または損失)の目安。
お客様の資産推移状況がビジュアル化されたもの。
ROBOPROが投資対象とする米国上場ETFから支払われるもの。
ROBOPROでの運用にかかる手数料。
お客様が設定した毎月の積立日に積立が完了すると表示される。
リバランス…最適と考えられる比率に資産を調整すること。調整売買…現金比率を調整するために行われること。
ROBOPROで実際に運用している資産の総額です。ROBOPROが投資対象としている米国上場ETFのうち現在保有している銘柄評価額の合計額に、一部現金のまま保有している資産を加えた金額をこの運用中の資産に表します。なお、ROBOPROでは報酬に充当する等の目的で、拠出金額の一部について投資をおこなわず、現金のまま保有します。
運用を始めてから現在までの累計の損益(利益または損失)の目安です。言い換えると、これまでの運用でどれだけ利益が出ているか、または損しているかを表すものです。簡単な式で表すと、
「通算損益=現在の評価額(上記の運用中の資産額)ー入出金額等の合計」
です。通算損益を確認することで、運用の成果を一目で把握できるという意味で重要です。
お客様の資産が運用開始からどのように推移しているかを示しています。薄い緑のエリアは投資元本(入金額の累計ー出金額の累計)を表しており、濃い緑のエリアは通算損益を表しています。
現在保有している米国上場ETFから支払われる分配金を示しており、ETFが保有する株式や債券などから得られる配当金や利子について信託報酬等を差し引いたのち、「分配金」としてお客様に定期的に支払います。
分配金は「運用中の資産」に含まれ、次のリバランスまでは現金として保有して、次のリバランス時に再投資されます。なお、報酬に充当する等の目的で、再投資を行わず現金のまま保有する場合があります。

※1 報酬に充当する等の目的で、再投資を行わず現金のまま保有する場合があります。
その月の運用手数料が表示されます。手数料は、現金を除く「運用中の資産」のETFの時価評価額に対して年率1.10%(税込)*1を乗じた額を運用手数料としてご負担いただいております。
具体的には、運用手数料を日々の時価評価額に基づいて日次で計算して、当月1日(初回買付時は国内約定日)から月末日まで合計した金額を月末最終営業日に毎月徴収させていただきます*2。手数料は「運用中の資産」の現金部分から自動で差し引かれますので、別途お支払いは不要です。
*1…3,000万円以下の部分には年率1.10%(税込)、3,000万円を超える部分には年率0.55%(税込)を乗じた額を運用手数料としてご負担いただいております。
*2…端数(1円未満)は控除します。また、一部売却および全部売却の場合には当該注文の国内受渡日に徴収いたします。
以下は運用報酬の計算イメージです。簡略化のため運用資産の時価評価額は100万円とし、この額は変動せず、途中で追加投資および解約等はしないものとします。この場合では以下の図のように日次の手数料が約30円で、月次の手数料は31日分の場合934円発生することになります。

※なお、月内最終営業日から月末日までは月内最終営業日前日の時価評価額を据え置きします。
※手数料についての詳細は、約款および契約締結前交付書面をご確認ください。
積立設定をしている場合、積立日(毎月6日か23日)に積立が完了すると表示されます。
リバランスや現金比率の調整である調整売買が実施されると表示されます。リバランスは、毎月および臨時の投資配分の変更に伴って実施される売買です。調整売買は、主に引落日を6日に設定した積立によって入金が行われた際に実施される売買を表し、「運用中の資産」を目標とする投資配分に近付けるように実施されます。
ROBOPROのマイページには何が書いてあるのか?②
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次は「運用中のポートフォリオ」について解説します。「ポートフォリオ」は保有資産の組み合わせのことで、どの資産を何割ずつ保有しているかを表します。ROBOPROではAIの予測を活用し、投資対象である8つの資産比率を定期的に変更しています(これをリバランスと呼びます)。また、8つの資産に加えて報酬に充当する等の目的で、拠出金額の一部について投資をおこなわず保有している「現金」も表示されます。
右側に記載されている各資産の「比率」や「金額」「含み損益」の数値は、時価変動やリバランスによる投資配分比率の変更等に応じて日々更新されます。なお、「資産」は上から「比率」が大きい順に表示されます。
- 比率 「運用中の資産」に対する各資産の組み入れ比率を表しますが、端数調整をしている為、表示上の数値を合算しても100%にならず誤差が生じる場合があります。
- 金額 各資産の「金額」を合計すると「運用中の資産」の数値に一致します。
- 含み損益 現時点で保有しているETF資産を売却した場合の損益の目安を表します。対して、上述の「通算損益」は運用開始から現時点までの運用による損益の目安を表しており、「含み損益」に加えて過去の売却で確定された損益等も含みます。評価期間が異なるため、「含み損益」を合計しても「通算損益」に一致するとは限りません。
なお、比率、金額および含み損益の更新は毎日午前11時~午前12時頃で、前日のNY市場の動きが反映されます。(ただし、前営業日が休場日の場合には数値の更新はありません。)
いつでも運用状況を確認できるROBOPROで資産形成を
このようにマイページには、お客様がご自身の資産状況に関する様々な情報が記載されています。運用の中身を気になったタイミングで確認できるのはROBOPROの特長の一つなので、ぜひご活用ください。
ただし、たとえば運用を開始したばかりのタイミングで相場が不安定な状況になった際に、マイページを確認して一時的に「通算損益」や「含み損益」がマイナスになっていた場合、資産運用に対して不安な気持ちを抱くかもしれません。しかし、様々なコラムでお伝えしている通り、資産運用においては短期的な動きに一喜一憂するのではなく、長期的な視点を持って続けていくことが大切です。
相場が荒れても売却しない方がいい!?〜お客様の運用データからわかった2つの理由〜
資産運用を始める前の、大切な4つの心構え〜余剰・長期・積立・分散〜
今後もマイページ等を通じて、お客様がROBOPROで資産形成を続けていけるように適時適切な情報提供をおこなってまいりますので、引き続きのご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


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