この記事のポイント
・ROBOPROは世界の株式と債券のほか、不動産と金など、最大8資産に分散投資
・これら8資産には米国のETF(上場投資信託)を通じて投資
・米国ETFの選定基準は、コストや流動性、資産規模を重視
目次
ROBOPROはAI(人工知能)を活用した資産運用サービスです。AIの予測に基づき、ROBOPROが投資対象としている最大8つの資産の投資配分を変更しながらパフォーマンスの最大化を目指しています。本記事では、ROBOPROがどのような資産にどういう基準で選定し、投資をしているのかについて解説します。
ROBOPROが投資対象としている8つの資産とは?
ROBOPROはAIを使って金融市場を細かく先読みし、投資対象となる8つの資産の投資配分を定期的に変更し資産運用をおこなっています。これによりあらゆるマーケットの局面に対応し、リスクとリターンのバランスを取りながら資産拡大を積極的に狙っていきます。
投資対象となっている8つの資産とは、米国株式・先進国株式・新興国株式・米国債券・ハイイールド債券・新興国債券・不動産・金で、これら動きの異なる複数の資産に分散して投資をおこなうことで、リスクを抑えつつしっかりと世界経済の成長を享受することを狙っています。

この8つの資産にはそれぞれ、以下のような特徴があります。

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ROBOPROが投資対象としているETFとは?
投資対象であるこれら8つの資産には、アメリカのETF(上場投資信託、Exchange Traded Fund)を通じて投資をおこなっています。
「ETF」とは「上場投資信託」という日本語が表すように、投資信託(投資家から集めた資金を運用の専門家が決まった株式や債券などに分散投資する金融商品)の一種です。
ただ、投資信託のように1日に1回更新される「基準価格」で売買されるのではなく、株式投資と同様に証券取引所でリアルタイムに売買される金融商品がETFです。
多くのETFは、ある特定の指標に連動する運用成果を目指しており、たとえば「米国株式のETF」であれば、その中に米国の様々な企業の株式が組み入れられています。また「新興国債券のETF」であれば、世界中の様々な新興国が発行している債券が組み入れられている、ということです。
つまり、ETFに投資をすることで、自動で様々な銘柄に分散投資をできるため、個別銘柄への投資と比較してリスクの低減が見込めるのです。

ROBOPROはどんな基準でETFを選んでいるのか?
投資対象としているETFの銘柄は、長期的な視点に立ってお客様の資産が安定的に成長できることを狙い、各資産ごとに最良と考えられるETFを選定しています。選定するにあたっては、以下の3つの観点を重視しています。
1)コスト
ETFの保有には経費率(Expense Ratio)がかかりますが、その経費率が比較的低い銘柄を投資対象としています。

2)流動性
流動性の低いETF銘柄の場合、投資家が購入や売却をしたい数量に対して売買が不成立になったり、自らの注文により取引価格が不利な方向に動いてしまうことがあります。
長期的な視点に立った投資においても、運用をスタートさせた時や投資配分を変更する時などに、狙ったタイミングで狙った価格での取引をおこなえるのが望ましく、そのため流動性の高い銘柄を選ぶことが重要です。

3)資産規模
資産規模の小さなETFの場合、運用会社が運用を止めてしまい、その時点の評価額で資産が精算されてしまう上場廃止リスク(償還リスク)があります。そうなると望まないタイミングで損益が一旦確定してしまうことにより、値上がりしていた場合の意図しない税負担の発生など投資効率の低下につながることがあります。そのため償還リスクの低い、比較的資産規模の大きなETFに投資をしています。

AIを活用して各資産の配分を機動的に動かし好パフォーマンスを狙う
ROBOPROでは、「コスト」「流動性」「資産規模」という3点を軸に、長期的な投資に適すると考えられる8つのETFを選定して運用をおこなっています。
ただ、単にこれら8つの資産に投資をすればいいという話ではなく、大切なのはどのタイミングで、どの資産をどれぐらいの比率で保有するかという点です。
ROBOPROは、この保有資産の選択および比率の決定にAIを活用し、市況に応じて適切と考えられる資産の投資配分を決めながら運用をおこなっています。
ROBOPROは今後も投資対象資産を精査しながら、AI予測を活用した世界中の資産への効率的な分散投資を目指し、長期的な資産形成にご活用いただけるサービスを提供していきます。