【AI投資 ROBOPRO】金融庁公表 2022年末までのロボアドバイザーの過去3年間パフォーマンスで第1位を獲得

2023
5
23
12:16
Points of Column

この記事のポイント

2022年末までのロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンスを比較すると?

AI投資で好パフォーマンスを目指すROBOPROは、2023年4月21日に金融庁より公表された「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」における「ロボアドバイザーのコース別パフォーマンス(過去3年と5年)」※1過去3年のパフォーマンス(2022年末時点)において、累積リターンおよびシャープレシオ(運用の効率性)が第1位となりました。

※1 出典およびグラフについて
・出典:金融庁公表「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の別添「2022年末(4)ファンドラップ関連」。
・グラフ:同資料をもとにFOLIOが作成。年率リターンおよび年率リスクの数値は少数第3位以下を、シャープレシオは少数第4位以下を切り捨てて表示。
・データは2022年末時点。対象は主な投資一任型ロボアドバイザー5社。
・年率リターンは費用控除後で、月次平均リターンの12倍ベースを表示。
・各社がサイトで公開している「コスト控除後・円建て」の月次データを基に計測。各社公開データは、2017年8月にロボアドバイザー提供会社が行った「情報開示の更なる向上に関する共同宣言 」に基づき開示されている。
・「ROBOPRO」はサービス開始が2020年1月15日のため、計測期間の3年は2020年1月15日から2022年末までの約3年間で計算。
・本グラフは将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。信頼できると考えられる情報を用いて算出しておりますが、情報の正確性、完全性等について保証するものではありません。

上記グラフは、横軸に「年率リスク」、縦軸に「年率リターン」を表示した散布図で、右にいけばいくほどリスクの高い商品で、上にいけばいくほどリターンの高い商品であることを表します。

「ROBOPRO」の年率リターンは10.95%と比較対象の中では唯一の二桁パーセントとなり、他社サービスの最もリスクが高いコースの年率リターンを超えて最高となりました。

一方でROBOPROの年率リスクは12.86%と、当社「おまかせ投資」のバランス運用(リスクレベルが5段階中3番目、年率リスク12.95%)と同程度、他社サービスの中~高リスクコースと同程度の水準でした。

リスクに対するリターンの比率がシャープレシオという指標※2で、一般に数値が大きいほど運用の効率が高いと解釈されます。結果として「ROBOPRO」は0.851と他社サービス比で最高となり、サービスリリース以降3年間において、リスクを抑えつつリターンを獲得する比較的効率の良い運用を行えたと評価することができます。

※2 シャープレシオは「年率リターン÷年率リスク」であり、無リスク資産のリターンはゼロと仮定して計算されています。シャープレシオはあくまで過去の運用実績を評価したものであり、将来の運用成果を示唆または保証するものではありません。

ROBOPROがリリースから3年間、好パフォーマンスだったのは?

ROBOPROはあらゆる局面で好パフォーマンスを目指しており、そのために主に「3つの特徴」に期待しています。

1)危機察知
2)景気循環の予測
3)金融環境の変化への対応

2020年1月15日のサービスリリースから3年間の運用実績が、比較的好パフォーマンスとなったのはこの3つの特徴がうまく働く局面があった結果と言えます。
本記事では、ROBOPROに期待できるこれら3つの特徴について解説していきます。

好パフォーマンスを目指すROBOPRO 3つの特徴1)危機察知

ROBOPROは危機を察知して下落幅を抑えた資産比率にすると同時に、その後の反動局面を見極めて攻めの資産比率に変更することで効率的にリターンを獲得することを目指しています。
その例が2020年2〜3月に発生した「コロナ・ショック」における局面です。

※5 ROBOPRO運用実績について
当該期間中にROBOPROサービスに投資していた場合のパフォーマンスです。運用手数料を年率1%(税込1.1%)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定して計算しています。分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。
※6 「一般的なロボアドバイザー」の運用シミュレーションについて
一般的なロボアドバイザーとは、利用者がリスク許容度に応じて設けられている複数の運用コースの中から一つのコースを選択し、一般的な運用アルゴリズム(ノーベル賞を受賞した理論に基づき、金融機関において広く使われている平均分散法を採用。平均分散法における期待リターンはCAPMを用いて算出。)を用いて自動で運用を行う投資一任サービスのことを指します。本運用シミュレーションは、一般的な運用アルゴリズムでROBOPROと同じETFを運用したと仮定したシミュレーション結果です。リスク許容度はやや高めとし、5%~40%の保有比率制限を設けて最適ポートフォリオを算出しています。2020年1月15日から表示日まで、運用手数料を年率1.1%(税込)徴収し、リバランスは最適ポートフォリオとの乖離がないように実施したと仮定し、分配金は投資の拠出金銭に自動的に組み入れ、リバランスにより再投資したと仮定して計算しています。
※上段のグラフは、「※5」および「※6」に記載の方法にて、計算対象期間を2020/1/15~2020/5/31として計算したものです。「米国株」のリターンはBloombergが提供するVTI(円建て)の時価データを用いて、2020/1/15の値を0として算出しています。下段のグラフは同期間において実施されたリバランス時点の資産比率を示すものです。AI予測の好事例のみを示しており、市場動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。AI予測及び運用実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。毎月の運用実績は、HPに掲載しているマンスリーレポートをご確認ください。

まだ株式等が下落を始める前の2020年2月18日(上記グラフ1)に事前に危機を察知し、株式の保有比率を下げて債券の保有比率を上げて守りの姿勢になりました。その後「コロナ・ショック」が発生して株式を中心に資産が大きく下落、米国株式は表示の期間において約32%下落しましたが、ROBOPROは株式の保有比率を下げていたため、一般的なロボアドバイザーと比較して下落幅を抑えることができました。


そしてその後、コロナ・ショックにおける相場の底を見極めて、3月19日(上記グラフ2)には債券の保有比率を減らして不動産を組み入れ、米国株式の保有比率を徐々に増やしていった結果、上昇局面に乗ることができました。

このように、ROBOPROは危機を察知して守りの姿勢にして下落幅を抑え、その後の反発局面を見極めて攻めの姿勢に転じることで、効率的にリターンを獲得することを目指しています。

好パフォーマンスを目指すROBOPRO 3つの特徴2)景気循環の予測

一般的に景気の局面は、「回復」「好況」「後退」「不況」の順番で循環します。ROBOPROは投資対象となる国や地域ごとの「景気の波」を予測し、投資配分を変化させます。例えば米国が好景気を迎えると判断したら、米国株式の保有比率を高める等の変化が期待できます。

以下のグラフは、2020年11月末から2021年5月末の期間におけるROBOPRO、一般的なロボアドバイザー、金のパフォーマンス推移です。

・上段のグラフは、「※5」「※6」に記載の方法にて、計算対象期間を2020/11/30~2021/5/28として計算したものです。
・「金」のリターンはBloombergが提供するGLD(円建て)の時価データを用いて、2020/11/30の値を0として算出しています。
・下段のグラフは同期間において実施されたリバランス時点の資産比率を示すものです。
・AI予測の好事例のみを示しており、市場動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。AI予測及び運用実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
・毎月の運用実績は、HPに掲載しているマンスリーレポートをご確認ください。

この期間でROBOPROは、コロナワクチンの普及等に伴い本格的に景気が回復すると予測し、1で示しているように株式の比率を高めに維持しています。
また、景気回復局面の終盤で上昇する傾向のある金の保有率を高めたことが奏功しているのも2で見て取れます。そしてこれらの判断が功を奏し、3のように2020年11月末から2021年5月末の6か月で約+20%のリターンを獲得することができました。

好パフォーマンスを目指すROBOPRO 3つの特徴3)金融環境の変化への対応

金融資産の価格形成は、景気動向の影響だけを受けているわけではなく、経済と金融環境(金融引き締めや金融緩和など)の繊細なバランスの上に成立しています。

ROBOPROのAIは金利動向などを分析し、そのバランスを正確に捉えて、金融環境の変化に対応することを目指します。

以下のグラフは、2021年12月末〜2022年3月末におけるROBOPRO、一般的なロボアドバイザーおよび米国株式の推移です。

※ 上段のグラフは、「※5」「※6」に記載の方法にて、計算対象期間を2021/12/30~2022/3/31として計算したものです。「米国株式」のリターンはBloombergが提供するVTI(円建て)の時価データを用いて、2021/12/30の値を0として算出しています。下段のグラフは同期間において実施されたリバランス時点の資産比率を示すものです。AI予測の好事例のみを示しており、市場動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。AI予測及び運用実績は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。毎月の運用実績は、HPに掲載しているマンスリーレポートをご確認ください。

この時期はまず、2022年の1月に米国株式が大きく下落しました。しかしROBOPROはこの局面で米国株式の下落を予測、事前に米国株式の保有比率を0%にしていたため、下落幅を抑制することができました(上記1)。そして下落後の反発局面(上記2)においては米国株式を保有し、上昇の恩恵を享受しました。

FOLIOからのメッセージ

ROBOPROリリース後の3年間を振り返ると、コロナショックという相場の大幅下落局面や、その後の相場回復局面、世界的な金利の急激な上昇に伴う相場調整局面など、多様な相場展開がありました。
そうした様々な局面においてROBOPROは、AIによる相場予測を元に臨機応変に対応した結果、他社サービスと比較して好調なパフォーマンスを残すことができました。
リリース来3年の運用実績を受け、FOLIOはROBOPROのAIが相場対応力の高い「AI投資」を実現出来ていると考えており、今後もROBOPROがみなさんの資産形成の一助となれば幸いです。

引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

※なお、本記事は期間内におけるAI予測の好事例のみを示しており、市場動向等によっては上記のような運用ができない場合があります。AI予測は将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。毎月の運用実績は、HPに掲載しているマンスリーレポートをご確認ください。

ROBOPROのお申し込みはこちらから

FOLIO証券総合口座をお持ちでない方はこちら
最短5分
口座開設を申し込む
arrow_forward
FOLIO証券総合口座をお持ちの方はこちら
ROBOPROを購入
arrow_forward

本資料について

  • 投資環境に関する過去の事実等の情報提供並びに、発行時点での投資環境およびその見通しに関する当社の見解のご紹介のために株式会社FOLIOが作成した資料です。
  • AIによる将来予測や過去の運用実績は、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
  • 信頼できると考えられる情報を用いて作成しておりますが、その正確性、完全性等について保証するものではありません。

株価等のデータについて

株価等のデータについてはこちらopen_in_newをご覧ください。

あわせて読みたい記事