この記事のポイント
ROBOPROはAI( 人工知能)を活用することで、人には難しい判断が可能となり、様々な相場に対応することを目指しながら資産運用をおこなうことができるサービスです。
本記事ではROBOPROを活用して、将来の資産を形成するためにはどんなことを心がけておくことが大切なのかを解説します。
余剰資金を資産運用に回す
資産運用をおこなう上で、まず大切なのがご自身の資金を使い道によって三つに色分けすることです。
一つは「使う資金」で、これは生活費など日常生活を送る上で必要不可欠なものを購入するための資金です。
二つ目は将来起きるであろうイベントに「備える資金」です。結婚式やマイカー購入など、人によって違いますが人生には様々なイベントがあり、そのために備えておく資金です。
そして三つ目が、特に使い道が決まっていない「余剰資金」です。これはすべての資金から「使う資金」と「備える資金」を差し引いて残った自由に使える資金です。
大切なのは、この「余剰資金」を使って資産運用をすることです。投資における一つの有名な格言で「命金には手を出すな」というものがありますが、生活に必要不可欠な資金まで投資に回してはいけないことを戒めているものです。
もし生活に必要不可欠な資金を運用に回してしまうと、たとえばマーケットの急激な下落等に遭遇した場合、日常生活に大きな影響が出てしまいます。また、初めて資産運用をおこなう方にとっては、マーケットの下落により「お金を使ってないのに資産が目減りしていく……」という状況に不安な気持ちを抱くこともあると思います。
資産運用は長く続けることが大切ですので(後述)、お金にも心にも余裕を持って続けられるように「余剰資金」で運用することを心がけましょう。
短期でなく「長期」の視点
資産運用をする上で数か月や1年といった短期的な視点での損益に一喜一憂するのではなく、10年〜30年という長期的な視点に立って資産運用をするという意識が大切です。
たとえば、以下の表は2023年9月から2024年8月という一年にかけて、日本株式の主要な指標であるTOPIXと、米国株式の主要な指標であるS&P500の月間騰落率の推移を表したものです。
※グラフはBloomberg社が提供するデータを基にFOLIOにて作成したものです。
※各指数の騰落率の計算は、各月末時点の円換算値/前月末時点の円換算値-1で行っています。将来の傾向や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
これを見ると、日本株式も米国株式も1か月という短い期間で見ると上がっている月もあれば、下がっている月もあることがわかります。
逆に長期的な視点に立って見てみます。以下のグラフは1994年6月末から2024年6月末という30年間における日本株式と米国株式の推移です。
※グラフはBloomberg社が提供するデータを基にFOLIOにて作成したものです。小数第2位以下を切り捨てて表示しています。
※米国株式は、S&P500(配当込み、円換算)、日本株式はTOPIX(配当込み)の月次データを用いて、1994年6月末時点の数値を100とし、2024年6月末までの推移を比較したものです。将来の傾向や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
30年という期間で見ると、途中大きく下落した局面がいくつかあったものの、結果的に日本株式は2.7倍、米国株式にいたっては35.3倍と大きく上昇しているのがわかるかと思います。
ですから数か月や1年〜2年ほどで運用を止めてしまうと、長期的な運用で期待できる大きなリターンを逃してしまう可能性があるのです。そのため資産運用は長期でおこなうことを心がけましょう。
定期的な「積立」で買うタイミングを考えない
たとえばスーパー等でセールがあると、消耗品はまとめて買っておこうと考える人は多い一方で、普段よりも値段が高い場合は、買い控える傾向があります。
これと同じ様に、金融商品も「安いタイミングで沢山買って、高い時には買い控えた方が効率的では?」と考えるかもしれません。
しかし金融商品は、いつ「高く」なって、いつ「安く」なるのかを見極めることがとても難しく、最適なタイミングで売買し続けながら長期的な資産運用をすることは現実的ではありません。
そこで大切なのがひと月に一回など、決まった頻度で同じ額を積み立ていく「積立投資」という考え方です。積立投資は、市場の動きや為替の変動といった一時的な値動きに左右されることなく、淡々と投資を続けられることが最大のメリットです。
(積立投資のメリットについての詳細はこちらもご覧ください)
そして、積立投資によって一定の金額で淡々と購入を続けることで、マーケットが変動する中においては自動的に「高い時には少なく、安い時は多く買う」ことを実現することができます。
資産は一極集中でなく「分散」させる
「卵は一つのカゴに盛るな」という有名な投資の格言があります。これは一つの資産に投資するのではなく、特徴の異なるいくつかの資産にわけて投資することが大切である、ということを表しています。
しかし、ここでポイントになってくるのが「どの資産を、どのぐらいの配分で保有して分散投資するのか?」という点です。
世の中には株式、債券、金、不動産……など数多くの資産の種類があります。加えてたとえば株式一つ取っても様々な種類の株式があるので、何をどのぐらい保有すべきなのかを決めるのは専門知識と手間と時間がかかります。
そこで有効的なのがAI投資ROBOPROによる資産運用です。(ROBOPROの分散投資についての詳細はこちらもご参考ください)
ROBOPROを活用し最適な資産に自動で分散投資
ROBOPROはAI(人工知能)を活用して、市場環境に応じて投資する資産を自動で組み換えながら分散投資をおこない、好パフォーマンスを目指す資産運用サービスです。
ROBOPROは最大8つの資産を投資対象としていますが(米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、ハイイールド債券、新興国債券、不動産、金)、時には「攻め」の資産といわれる株式の資産を増やしたり、ある時には守りの資産である債券や金を増やすなど、AIの相場予測に基づいて資産の投資配分を変更しながら、より効率的な運用を目指しています。
※円グラフはイメージであり、実際の投資配分を示すものではありません。資金動向や市場動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。
ROBOPROには自動で定期的に積立ができる機能があるので、最初に積立額を決めておけば、あとはおまかせで資産運用をおこなえます。ですからROBOPROを活用した資産形成で必要なことは、余剰資金で購入し、あとは定期的にコツコツ積み立てるだけ。難しい金融の知識や、相場の情報を収集して自分で何に投資するか考える必要はありません。
今すぐ始めて、ずっと続ける
余剰資金を使って長期で積立を続けながらROBOROにおまかせして分散投資する、という心構えはここまで説明したとおりですが、次に大切なポイントが「いつ始めて、いつ止めるか」というタイミングについてです。
結論としては、タイミングを考えるうえで大切なのは「迷わず今すぐ始めて、一旦始めたら途中で止めないで運用をできるだけ長く続ける」という点です。
なぜこれが大切なのか、「すぐ始めてずっと続ける」ことの大切さについてはこちらの記事をご参考ください。
将来の資産形成に向けて資産運用を始めるにあたっては、
- 余剰資金で始める
- 長期間続ける
- 淡々と積立投資をおこなう
- 分散投資をおこなう
の4点を心がけましょう。