臨時リバランス

<ROBOPRO 2026年9月の投資配分(2026年8月28日変更実施)>資産分散にも配慮しつつ、米国資産へのシフトを伴いながら株式資産の比率を5割超に

2026
8
31
16:00
Points of Rebalance

今回の投資配分変更のポイント

・8月の世界株式市場は、中旬まで堅調に推移したものの、原油高止まりやAI関連投資への懸念等で上値は抑えられる展開に。為替市場では、前月末の日米協調介入による急速な円高が一巡し、原油高に伴う米長期金利の上昇などを背景に円安・ドル高が進行。

・2026年9月は、主に米国株式や米国債券の配分を引き上げ、先進国株式、新興国債券などの配分を引き下げつつ、8資産構成を維持。

・資産分散にも配慮しつつ、米国資産へのシフトを伴いながら株式資産の比率を5割超まで増やす。

目次

マーケット環境の振り返り

2026年8月27日までの2026年8月の世界の株式市場は、原油価格の一時的な下落や、米雇用統計等を受けた追加利上げ観測の後退を背景に、月の前半は主要市場の多くで史上最高値を更新するなど堅調に推移しました。しかし、月の後半には、ホルムズ海峡の正常化が進展せず原油価格が高止まりしたことや、AI関連投資への疑念から半導体関連株が世界的に下落したことに加えて、主要国の長期金利が上昇したこと等で、上値が抑えられる展開となっています。

為替市場は、7月末の日米協調介入による急速な円高が一巡した後、原油価格の上昇に伴う米長期金利の上昇などを背景に円安・ドル高が進んでいます。

このような投資環境下において実施されたROBOPROの2026年9月(2026年8月28日変更実施)の投資配分を解説します。

今回の投資配分変更の内容

今回の投資配分の変更では、配分の高い順に米国株式、不動産、米国債券、先進国株式、新興国債券、金、新興国株式、ハイイールド債券を保有する8資産構成となりました。

ROBOPROで使われるAIによる各資産のリターン予測を比較すると、米国株式、不動産、米国債券の見通しが相対的に高く、不動産と米国債券は前回より大きく改善しました。一方、金、ハイイールド債券、新興国債券は低い見通しで、特に金は前回より大きく後退しました。

これらの予測を踏まえ金融工学に基づくポートフォリオ最適化を行った結果、米国株式の比率を約27%から約37%、米国債券を約3%から約12%、不動産を約12%から約15%に引き上げ、米国資産中心へシフトしました。一方で、先進国株式を約17%から約9%に、新興国債券を約14%から約8%に、金を約12%から約6%に減らしましたが、8資産すべてを組み入れ、ポートフォリオ全体の分散を確保した資産構成になりました。

株式資産の合計比率は3か月連続で増加しており、2026年5月以来、4か月ぶりに5割超の水準となりました。

※上記投資配分について、2026年4月は3月27日、2026年5月は4月30日、2026年6月は5月29日、2026年7月は6月29日、2026年8月は7月29日、2026年9月は8月28日のそれぞれの変更時点の比率を示しています。
※帯グラフの各数値は小数第2位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を合算しても100%にならず誤差が生じる場合があります。

AI予測および今回の投資配分変更の背景の考察

資産分散にも配慮しつつ、米国資産へのシフトを伴いながら株式資産の比率を5割超に

今回の配分変更では、引き続き8資産すべてに分散しつつも、米国株式や米国債券の比率を大きく引き上げることで、組み入れを米国資産へシフトさせました。

その結果、全体としては、株式資産を5割超とするなど比較的リスクの高い資産の比率を引き上げつつ、資産分散にも配慮して米国債券など幅広い資産に投資する配分となりました。

以下で、各資産の見通しに影響を与えたと考えられる主だった要素を考察します。

■ 米国株式
エネルギー価格の不安定な状況が長期化したことが、引き続き見通しにプラスの影響を与えました。米国のエネルギー自給率が他の主要国と比較して高いことなどが、米国株式の相対的な優位性の背景にあると考えられます。

■ 米国債券
債券価格の低迷(金利上昇)によって値ごろ感が高まっていることなどが見通しの改善に寄与しました。あわせて、株式資産の比率を高めたことに伴い、株式資産との相関が比較的低い米国債券を増やすことでポートフォリオ全体のリスク調整を行ったものと考えられます。

■ 不動産
株式市場や為替市場の値動きが落ち着いたことや、前月に見られた不動産の過熱感が解消したことなどにより見通しが改善しました。

■ 先進国株式
米国以外の主要先進国での過熱感や市場の振れ幅の拡大などが見通しに対してマイナスに影響しました。

■ 金
足もとの金価格の急反発により過熱感が示唆されたことに加え、米国株式市場の堅調さなどを背景に相対的な魅力が後退したため、見通しが低下しました。

ROBOPROの投資配分の変更は基本的に月一回(臨時リバランスを除く)行われております。

2026年8月の運用実績は近く公開予定のパフォーマンスレポートでお伝えいたします。

ROBOPROのセミナーも開催しています。

ROBOPROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。また、マーケット状況を踏まえたROBOPROの運用状況や投資配分の解説などについて詳しく知りたい方は是非セミナーにもご参加ください。

内容が異なる3種類のセミナーを、それぞれご用意しております。詳しくはセミナーページをご確認ください。

ROBOPRO’s Rebalance

ROBOPROの投資配分の変更とは?

ROBOPROは、米国の金融商品取引所に上場している8種類のETF(米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、新興国債券、ハイイールド債券、不動産、金)の中から銘柄を選定し、相場予測に基づき投資配分を原則月1回の頻度で変更しています。加えて、相場の急変時には臨時に投資配分の変更を行う場合があります。

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■本資料について

  • 投資環境に関する過去の事実等の情報提供並びに、発行時点での投資環境およびその見通しに関する当社の見解のご紹介のために株式会社FOLIOが作成した資料です。
  • AIによる将来予測や過去の運用実績は、将来の市場環境の変動や運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
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