臨時リバランス

<ROBOPRO 2026年10月の投資配分(2026年9月30日変更実施)>米国株式を中心に、米国債券と米国不動産を加えた3資産で約9割の配分に

2026
年
10
月
1
日
17:00
Points of Rebalance

今回の投資配分変更のポイント

・9月の世界株式市場は、原油高や米国の3年ぶりの利上げが重荷となり、新興国市場を中心に下落。為替市場は、月前半に日銀の追加利上げ観測等で円高・ドル安が進んだ後、米国の利上げを受けて円安・ドル高に転じたものの、月末にかけては為替介入への警戒感から再び円高・ドル安方向に振れる場面も。

・2026年10月は、主に米国株式や米国債券、米国不動産の配分を引き上げ、先進国株式、新興国債券、金などの配分を引き下げつつ、8資産構成を継続。

・米国株式を中心に、米国債券と米国不動産を加えた3資産で全体の約9割を占める配分に。米国資産の比率は3か月連続で上昇。

目次

マーケット環境の振り返り

2026年9月29日までの2026年9月の世界の株式市場は、中東情勢の緊迫化による原油高や米国の3年ぶりの利上げ等を受けて、中旬にかけて上値の重い展開となりました。下旬に入り、米国による対イラン外交の進展期待から原油高が一服し持ち直す場面もありましたが、その後は世界的な長期金利の上昇等が重荷となり、月末にかけて新興国市場を中心に幅広く下落しています。

為替市場は、月初に日銀の追加利上げ観測等から円高・ドル安が進みましたが、米国の利上げ後は日米の金利差が意識され円安・ドル高に転じました。月末にかけては、日米の財務当局による円安懸念に関する言及や為替介入への警戒感等から、再び円高・ドル安方向に振れる場面もみられています。

このような投資環境下において実施されたROBOPROの2026年10月(2026年9月30日変更実施)の投資配分を解説します。

今回の投資配分変更の内容

今回の投資配分の変更では、配分の高い順に米国株式、米国債券、米国不動産、先進国株式、新興国債券、金、新興国株式、ハイイールド債券を保有する8資産構成となりました。

ROBOPROで使われるAIによる各資産のリターン予測を比較すると、米国株式、米国不動産、米国債券の見通しが相対的に高い水準となりました。一方、新興国株式、金、新興国債券は低い見通しで、特に新興国株式は前回より大きく後退しました。

これらの予測を踏まえ金融工学に基づくポートフォリオ最適化を行った結果、米国株式の比率を約37%から約46%に、米国債券を約12%から約24%に、米国不動産を約15%から約19%に、各々引き上げました。一方で、先進国株式を約9%から約2%に、新興国債券を8%弱から約2%に、金を約6%から約1%に、新興国株式とハイイールド債券をいずれも約5%から約1%に減らしましたが、8資産すべての組み入れは継続しました。

※上記投資配分について、2026年5月は4月30日、2026年6月は5月29日、2026年7月は6月29日、2026年8月は7月29日、2026年9月は8月28日、2026年10月は9月30日のそれぞれの変更時点の比率を示しています。
※帯グラフの各数値は小数第2位以下を切り捨てて表示しているため、表示上の数値を合算しても100%にならず誤差が生じる場合があります。

AI予測および今回の投資配分変更の背景の考察

米国株式を中心に、米国債券と米国不動産を加えた3資産で約9割の配分に

今回のAI予測では、多くの資産で見通しが後退するなか、米国株式、米国不動産、米国債券が引き続き8資産の中で上位を占めました。一方、新興国株式の見通しは大きく後退し、8資産の中で最も低い水準となりました。

その結果、株式資産では米国株式の比率を引き上げ、債券資産では米国債券に比率を集約しました。加えて米国不動産も増やし、この3資産で全体の約9割を占める配分となりました。

以下で、各資産の見通しに影響を与えたと考えられる主だった要素を考察します。

■米国株式
米国株式は、見通しが概ね横ばいとなり、8資産の中で最も高い水準を維持しました。米国の利上げ等を背景に、米国の債券価格が軟調に推移した(債券利回りが上昇した)ことが見通しにマイナスの影響を与えましたが、長引く原油価格の不安定な状況が、引き続き見通しに大きくプラスに寄与しました。米国のエネルギー自給率が他の主要国と比較して高いことなどが、米国株式の相対的な優位性の背景にあると考えられます。

■先進国株式
先進国株式は、見通しがわずかに後退しました。アジアの株式市場の一部で上昇が続いていることなどが、マイナスに影響しました。一方、欧州の株式市場に中長期的な出遅れ感が見られることは、プラスの材料となりました。見通しの変化は小さかったものの、株式資産の中では最も見通しの高い米国株式に比率を集中させたことから、先進国株式の比率は引き下げました。

■新興国株式
新興国株式は、見通しが大きく後退し、8資産の中で最も低い水準となりました。新興国株式は直近で下落しているものの中期的な上昇による過熱感が、見通しに大きくマイナスの影響を与えました。加えて、このところ米国の金利の変動が大きくなったこともマイナスに作用しました。

■米国債券
米国債券は、見通しが後退したものの、債券資産の中では最も高い水準を維持しました。米国債券の価格が中期的に下落したことで生じた値ごろ感が、引き続き見通しにプラスに寄与しました。また、米国債券は株式との値動きの連動性が比較的低く、米国株式の比率を高めるなかで、ポートフォリオ全体のリスクを分散する役割も期待されていると考えられます。

■米国不動産
米国不動産は、見通しが概ね横ばいとなり、米国株式に次ぐ高い水準を維持しました。米国内外の一部の株式市場の値動きがこのところ振るわなかったことが、見通しにプラスの影響を与えました。景気の影響を受けやすい株式を中心に弱さが見られるなかで、賃料収入に支えられる米国不動産の相対的な魅力が意識されたと考えられます。また、米国不動産自身の価格が中期的に下落したことによる出遅れ感もプラスに作用しました。

■金
金の見通しは改善傾向がうかがえたものの、依然として低い水準となりました。原油価格の高い振れ幅は、引き続き見通しにマイナスの影響を与えました。一方で、他の貴金属の価格が振るわなかったこと等は、プラスに作用しました。見通し自体は上向いたものの、8資産の中では低い水準にとどまったことから、比率を引き下げました。

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ROBOPROの投資配分の変更は基本的に月一回(臨時リバランスを除く)行われております。

2026年9月の運用実績は近く公開予定のパフォーマンスレポートでお伝えいたします。

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ROBOPROのセミナーも開催しています。

ROBOPROではAIによる予測技術を利用して最新のポートフォリオを提供しています。また、マーケット状況を踏まえたROBOPROの運用状況や投資配分の解説などについて詳しく知りたい方は是非セミナーにもご参加ください。

内容が異なる3種類のセミナーを、それぞれご用意しております。詳しくはセミナーページをご確認ください。

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ROBOPRO’s Rebalance

ROBOPROの投資配分の変更とは?

ROBOPROは、米国の金融商品取引所に上場しているETFを通じて8種類の資産(米国株式、先進国株式、新興国株式、米国債券、新興国債券、ハイイールド債券、米国不動産、金)を投資対象とし、相場予測に基づいて原則月1回の頻度で投資配分を変更しています。加えて、相場の急変時には臨時に投資配分の変更をおこなう場合があります。

※円グラフはイメージであり、実際の投資配分を示すものではありません。資金動向や市場動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。

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■本資料について

  • 投資環境に関する過去の事実等の情報提供並びに、発行時点での投資環境およびその見通しに関する当社の見解のご紹介のために株式会社FOLIOが作成した資料です。
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